寒い日が続きますね(^^;;
コオロギなんて、全く動かない…笑
動かないなら動かないで、餌を食べる量も減る。
その分糞の量も減るので、デメリットばかりでもありませんが…
そう、本日のテーマはコオロギ!
ただのコオロギではなく、爬虫類の餌用のコオロギです。
コンテンツ
餌用コオロギのオススメは?
人工餌だけで飼育できるのに越したことはないでしょうが、爬虫類飼育をしていると生き餌を使わざるをえない時が来るでしょう。
そもそもが生き餌必須の種類が多いですし、ヒョウモントカゲモドキなどの人工餌で生涯飼育できる種だとしても、拒食を起こした時には生き餌に頼るしかない時も…
爬虫類を飼育している全ての方へ向けたお話でございます!
我が家ではヨーロッパイエコオロギを飼育してます。
フタホシコオロギとヨーロッパイエコオロギが餌用コオロギの二大巨頭ですね。
フタホシコオロギも手を出したことがありますが、私のやり方ではヨーロッパイエコオロギの方が落ちづらかったのと、全体的にヨーロッパイエコオロギの扱いしかないお店が多いため、イエコに落ち着きました。
フタホシコオロギの方が多少の湿度には強い感じがしましたが、湿度問題さえ解決できればイエコの方が安定的にキープできる気がします。
ただ、フタホシコオロギの方がひと周りふた周りほど大きいので、大きめの爬虫類を飼育されている方はフタホシコオロギの方がコスパがいいかも…?
あと、超個人的な理由になってしまうんですけど、フタホシコオロギは真っ黒なので、少しゴキブリ感を感じて嫌だった…というのもあります💦
大きい分、ピンセットで掴んだ時のパワーも強く感じますし…
(虫が触れないので、爬虫類飼育10年近い今もガンダムのプラモ用ピンセットで取ってます笑)
ちなみに、抵抗感がない方はゴキブリも視野に入れてみるのも悪くないかもしれないです。
もちろんですが、普通のゴキブリではなく、餌用のゴキブリです笑
コオロギに比べて販売店が絞られてくるので、その辺の調査は必要ですね。
私も少しだけ調べたことがありますが、コオロギよりキープしやすく繁殖もしやすい。
壁も登れないので脱走の心配は少なく、臭いも少ないとメリット多めのようでした!
見た目はゴキブリですけどね…汗
ヨーロッパイエコオロギ
ヨーロッパイエコオロギは、薄茶色というか黄土色というか…そんな感じの色のコオロギです。
乾燥は問題ないですが、湿気が強いとすぐ死にます!
しかも大量に!!汗
数匹が死んで、その死骸から有害な物質が発生するんでしょうね…
飲み水が零れたりしてしまうと、1日2日でほぼ全滅!
ってこともめずらしくありません泣
なので、飲み水としての水分は保持しつつ、コオロギを入れているケース全体の湿度はあがらないようにするということが大切になってきます。
臭いの強さについては、ヨーロッパイエコオロギとフタホシコオロギに大きな差は無いと思います。
なんとなく臭いが違うのは分かりますが…
コオロギ本体の臭いではなく、排泄物の臭い、ですね。
まあ、小さいケースに100匹200匹入れて置いたらそうなるのは当然ですよね。
ちなみに、飲み込む時に引っかかりそうだとか、消化に悪そうだという理由でイエコの後ろ足を取りたいという人がいます。
その場合、イエコの後ろ足の根元の方?
人で言う太ももらへん?をピンセットなどで強く摘むと勝手に足を切り離します 。
足先を掴んでもあまり自切してくれないのでご注意を!
逆に、ただ捕まえたいだけの時に足の根元を掴むと自切して逃げちゃうかもなのでそちらも気をつけてくださいね。
使用ケース
さて、肝心の飼育環境について書いていきたいと思います!
ヨーロッパイエコオロギを飼育するには、とにかくケース内の湿度を下げつつ、飲み水はしっかり確保する。
これにつきます。
とにかく乾燥させたい…
そんな思いで、色々試しました。
竹炭を入れてみたり、食品用の乾燥剤を入れてみたり、キッチンタオルを敷いてみたり…
どれも、効果がイマイチだったり、効果はあっても手間とコストがかかったり…
効果があり、手間もコストもかからなくしたい!!
そんな試行錯誤の結果、行き着いた飼育環境をご紹介していきます。
私は、百均(ダイソー)で買った米びつ(500円くらい?)を使っていますが、入れ物はなんでも良いと思います。
もちろん虫かごでも。
登れないようにつるつるで、ある程度の高さがあるもの。
高さ30cmあれば安心ですかね?
多分登っては来れないと思いますが、私は蓋をしております。
しかし、ただ蓋をしてしまうと、密閉されてしまい、イエコの生存率はグッと下がります💦
虫かごに数匹だけ買うのであれば、そこまで気にしなくとも良いかもしれませんが、そんなにスペースのない入れ物に何十匹、何百匹と飼うわけですから。
それらの糞尿だけで、密閉されたときにどうなるかは想像に難くありません汗
かといって、ただの餌用コオロギ。
虫が好きでもない、というかむしろ嫌い…
そんな存在に大きなスペースを使ったり、凄い手間やお金をかけるなんて…!
そんな方に向けた今回の記事でございます笑
もちろん、100匹程度を衣装ケースなどの大きい入れ物を使って飼うのであればそんなに気を張らずとも良いかと思います。
正直、スペースが確保できるのなら広いスペースで少ない数を飼育した方がいいと思います。
しかし、私の狭い家で、コオロギにそんなスペースを与えるのは許されない…!!
かといって、こまめに買いに行くのはめんどくさい…!!
いかに狭いスペースで落ちるコオロギを減らし、臭いを無くせるか。
皆さんも、コオロギにスペース割くくらいならもう一匹爬虫類飼いたいはず笑
やはり大切なのは、乾燥なんですよね。
出た糞尿が有害な空気となって充満する。
そんな環境でなければ、ある程度密度が高くても、週1、2の手入れだけで全然大丈夫!
冬場は2週間くらいいけちゃう!?
もちろん、こまめに蓋を開けて換気し、こまめに掃除した方が長持ちします。
ですが、爬虫類ならともかく、コオロギを毎日世話するなんて嫌!
私は、そういう考え方です。
では、どんな風にキープしているのか。
米びつ改造
先ほどもお伝えしたように、入れ物はダイソーで買った米びつです。
コオロギをサイズ分けしており、小さめサイズと大きめサイズ用に、2つあります。
(米びつの大きさは同じです)
サイズを分ける理由は、Sサイズが取りたい時に大きいサイズは邪魔だからという理由と、サイズ差があると食べられてしまいそうだから。
繁殖させるときに都合が良いから。
などなどです。
繁殖させないし、同じサイズのイエコだけいれば良いという人はひとつで良いと思います。
私はカワラヤモリを飼育していますが、そちらの餌用に極小サイズのイエコが必要となっており、成虫サイズと混ぜるとキャッチしづらいので…
※ちなみにカワラヤモリはこちら。極小のかわいいヤモリです!
このサイズの米びつに50〜150くらいイエコを入れといてます。(M〜Lサイズ)
SS〜Sサイズなら200〜300くらいいけるかと。
それくらいなら、ポツポツは死ぬけど、まあ許容範囲内でキープできます。
そして、工夫したのは蓋!
カッターで無理やり大穴を開けて、鉢底ネットというもの(こちらも百均でゲット)を貼り付ける!!
もっとスマートに穴をあけられる器具をお持ちの方はそちらをご利用ください笑
不可能ではないですが、結構大変でした。
くっつけ方はご自由に…
という感じですが、私はグルーガンというものを使いました(´∇`)
(こちらもまた百均笑)
プラスチック?を溶かしてくっつけるようなやつです。
私はアクアリウムのレイアウト様にバスコークを持ってたりするので、それでも良かったかなと思います。
イエコのSSサイズは普通に鉢植ネットをすり抜けますが、SSサイズはさすがに届かないだろうという考えの元です笑
ちなみに、Lサイズのイエコは足場からジャンプしたりすれば、蓋まで届きます。
ですので、通気性がいいからといって、蓋なしで飼育するのはかなりリスキーであることをお伝えしておきます笑
そして、なんかあった無駄なスペース…
そこに、穴を開けた百均の小さいタッパーをくっつけ、また鉢植えネット!
これに消臭剤をぶちこみます!!!
中に消臭剤の容器とかを入れとくと食べてしまうと良くないでしょうし、そのコオロギが死なずとも、そのコオロギを爬虫類に食べさせるのは気が引けます。
それに可能な限り飼育スペースを狭めたくないですし、汚れますからね汗
手間削減!
消臭剤そのものの効果に関してはここでは触れません笑
Amazonレビューでも見て下さい笑笑
正直、消臭剤は恐らくコオロギのキープには効果を発揮してはいないと思いますので、あっても無くてもです。
大切なのは乾燥させることと、逃げ出さないことですからね!
ちなみに、私はこの米びつを靴箱の中にしまっています。
我が家の靴箱が大きいのと小さいのの2つがあり、小さい方に入れるのにちょうど良かったんですよね。
その靴箱にさらに消臭剤を入れておけば、靴箱を開けなければ臭いはしません!
来客にもバレたことないです笑
大量死を防げれば強い臭いは防げますが、コオロギケースの周囲数mは、全くの無臭というのは難しいです。
ですので、靴箱の中にしまってしまいました。
靴箱に入れると、そもそも靴箱の中自体が通気性も何もないので、リスクは上がりそうではありますが、臭いが出る方が嫌なのでそうしています。
この状態で臭いを感じた場合、何らかの異変が起きて大量死が発生している合図なので、即確認をしています。
大量死の理由としては飲み水がこぼれてケース内の床部分がビショビショだったり、手入れを怠って飲み水が切れ、死亡の連鎖が始まっていたり…
そんな感じです💦
長くなってきたので今回はこの辺で…
次回、中の環境などを書いてまいります!
それでは!
→後編!